消防設備士

劇場、デパート、ホテルなどの建物には消防用設備の設置が義務付けられており、消防設備士はこの消防用設備等または特殊消防用設備等の工事・整備を行うために必要な国家資格です。



消防設備士とは
劇場、デパート、ホテルなどの建物は、その用途、規模、収容人員に応じて屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備などの消防用設備等又は特殊消防用設備等の設置が法律により義務づけられており、それらの工事、整備等を行うには、消防設備士の国家資格が必要になります。
消防設備士免状の種類によって工事などのできる消防用設備等又は特殊消防用設備等の種類が異なります。

消防設備士甲種
■消防設備士甲種(指定区分に応じた消防用設備等の工事、整備及び点検をすることができる)
・甲種特類 – 特殊消防用設備等
・甲種第1類 – 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備
・甲種第2類 – 泡消火設備
・甲種第3類 – 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
・甲種第4類 – 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備
・甲種第5類 – 金属製避難はしご、救助袋、緩降機
■消防設備士甲種試験内容
筆記試験は4肢択一、実技試験は記述式。試験時間は特類が2時間45分、特類以外が3時間15分
(特類)
筆記試験
・消防関係法令
・工事整備対象設備等の構造・機能・工事・設備
・工事整備対象設備等の性能に関する火災・防火
(特類以外)
筆記試験
・消防関係法令
・基礎的知識:10問
・消防用設備等の構造・機能・工事・整備
実技試験
・鑑別等
・製図
■消防設備士甲種受験資格
学歴やお持ちの資格によって与えられますので詳しくは(財)消防試験研究センターにお問い合わせください。

消防設備士乙種
■消防設備士乙種(指定区分に応じた消防用設備等の整備及び点検をすることができる 甲種と違い工事は出来ない)
・乙種第1類 – 甲種第1類と同じ
・乙種第2類 – 甲種第2類と同じ
・乙種第3類 – 甲種第3類と同じ
・乙種第4類 – 甲種第4類と同じ
・乙種第5類 – 甲種第5類と同じ
・乙種第6類 – 消火器
・乙種第7類 – 漏電火災警報器
■消防設備士乙種試験内容
筆記試験は4肢択一、実技試験は記述式。試験時間は1時間45分
(全類)
筆記試験
・消防関係法令
・基礎的知識
・消防用設備等の構造・機能・整備
実技試験
鑑別等
■乙種受験資格
消防設備士乙種の受験資格はありません。

消防設備士の免許更新
消防設備士は、消防用設備等又は特殊消防用設備等の工事、整備に関する新しい知識、技能の習得のため、免状交付を受けた後2年以内、その後は5年以内毎に都道府県知事が行う講習を受けなければなりません。

消防設備士の試験に関するお問い合わせ先
(財)消防試験研究センター各道府県支部
http://www.shoubo-shiken.or.jp/

  


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